昼神の棲 玄竹 〜夕食編〜

今回は、夕食をご紹介させていただきます。
お食事処はきれいな庭園が見えます。
少しシックな印象だったので、
静かに楽しみたい方にはぴったり。

個室ではありませんが、テーブルの距離はかなり保たれていて、
他のお客さんの会話の声もほとんど気になりませんでした。
もちろんコロナ対策もバッチリです♪

さてさて
気になるお料理のメニューは、

見ただけでおなへりですね。

そしてこちらはドリンクメニュー。
地酒も均一料金で種類も豊富です。

それでは、始めます。

前菜は大きな木の板に載せられて出てきて、自分の分を取り分けるスタイルです。

「果実カクテル(山桃)」
 程よい酸味で喉越しがいいです。
 口に広がった風味が食欲をそそります。

「地産グリーンアスパラ
 ジェルカクテル トリュフ風味」
 さっぱりとした口あたりですが、
 後味は濃厚なトリュフ。
 贅沢な気分になります。
 これが一番おいしかった♪

「無花果の鹿生ハム巻き」
 イチジクの甘みと生ハムの
 しょっぱさがベストマッチ
 鹿の生ハムは少しクセがあったかな( ̄▽ ̄)

「川の恵みライムマリネ」
 イワナがさっぱりと上品な酸味に
 包まれています

「フムスのカナッペ 海老」
 フムスとは、ひよこ豆のこと。
 海老の味が引き立っています。

ドライトマトとモッツァレラ茶碗蒸し」
 ポイントは茶碗蒸しの中に隠れた
 モッツァレラチーズ。
 お酒好きにはたまらない一品です。

お次は、

「盛り合わせ四種
 水茄子、鈴南瓜、独活 
 桜ドレッシング」
 お刺身は左から、信州サーモン、中トロ、残りの二つは失念・・・。
 手づくりの桜ドレッシングは、野菜だけでなく、
 お刺身につけても美味かったです。

 脂がのった刺身はわさびとも相性抜群。

お次は、

「鮎錦素麺 白瓜 茗荷 星人参」
 銀ちゃんは鮎があまり得意ではなく事前にお宿にお伝えしていたので
 代わりに海老にしてくださいました。
 立ち込めた湯気からいい出汁の香りが。
 麺だけでなく、お吸い物のように汁も
 楽しめます。

お次は、

「熊本産馬刺の焙り握り
 自家製ピクルス添え」
 高タンパクな馬刺は柔らかく、
 噛むほどに旨味が広がります。
 甘みのあるピクルスが、濃厚な馬刺の
 付け合わせとして最高です。
 これはめちゃくちゃ美味しくってもっと食べたかった〜!

お次は、

「特選黒毛和牛焙り 山葵 塩 ぽん酢」
 新興ブランドの高級黒毛和牛、夢咲牛の
 A4サーロイン
 豊潤な味わいで、口の中でとろける。

 目の前でシェフが、
 「ご家庭ではやらないように」
 と注意しながら、
 豪快な炎で炙ってくれます。
 ご家庭でできるくらいの豪邸が欲しい。

「夏野菜冷やし鉢」
 お肉料理が続いたので、
 冷やしたお野菜でお口直し。
 ラストスパートの準備が整いました。

お次は、

「下伊那産蝶鮫のフリッター
 サラダ仕立て
 豆腐と人参のドレッシング」
 サメが食べらるなんて特別感。
 ドレッシングもクリーミーでフリットにもお野菜にもよく合う。
 ところで、蝶鮫はどんなサメ?
 ジョーズ?
 そんな知識のなさをひけらかしたら、
 コアライオンが、
 「水族館の、おさわりコーナーにいる
  やつだよ!」
 と教えてくれました。
 いやらしいコーナーだなあ。
 魚とふれあえるやつかな。

そして、締めは、

「冷やし茶漬け
 佃煮 お漬物 海苔 山葵 あられ」
 キクラゲの佃煮が美味でした。
 ご飯はおかわりできるので、
 おデブの私は
 喜んでご飯3杯もおかわり♪
 図々しい銀ちゃんにも、スタッフの方は
 あたたかく接してくれました。笑

最後にデザートは、

「冷やしぜんざい
 信州果物ひと口ゼリー
 林檎シャーベット」
 なんとも贅沢な3品。
 特に冷やしぜんざいが程よい甘さで夏にぴったりでした。

いかがでしたでしょうか?
品数が多く、一つ一つの料理の完成度が
高いので、大満足でした。
チョウザメなどの珍しい食材や、その土地自慢の食材を
いただけるのもいいですよね♪
お肉料理が続く場面では、間に夏野菜を
挟むと、より旨味が感じやすくなると
思います。
ガッツリ食べたいという男性のニーズと
たくさんの種類を楽しみたい女性のニーズ
両方が考慮されたメニューでした。

食後にはコーヒーが欲しい、
なんか飲み足りない、
そういう方に特におすすめしたいのが、
この宿自慢のドリンクサービスです。

雰囲気のある庭園を眺めながら、
夜長を楽しむことができます。そしてなんと無料なんですよ〜!
別に日本酒、りんご酒、焼酎、ブランデーなどの用意もあるので、
飲み直しにも、風呂上りの一杯にも、寝酒にもぴったり!
私は、コーヒーとオレンジシュースで、
お洒落な雰囲気に溶け込みました。
(酒飲まんのかい。)


お酒好きの方には「玄竹」はとっても魅力的だと思います。

銀ちゃんはこの後、
客室露天をのぼせる限界まで満喫し、
翌朝の朝食に備えたのでした。

次回は朝食について書かせていただきます。